【周りと差がつく】7つの習慣で、歌は2倍上手くなる!【ボイトレ】

Featured Video Play Icon

みなさんこんにちは!ボイストレーナーのけいたん(千葉敬太)です。

みなさん日頃から歌の練習を頑張ってると思います。
ところが実際に歌の練習をしているときはいいんだけど、ほとんどの人はなかなか練習時間が取れない、練習をしていない時間の方が長くなると思います。

ということは言い換えれば、その練習をしていない時間をどう意識して過ごすかがすごく大事ということですし、その過ごし方で上達の差がつくということです。

今回は歌が2倍上手くなる「7つの習慣」をご紹介していきます。
ご紹介するものは、実際に僕が本格的に歌を始めてからこれまでずっと意識してきていることです。

歌が上手くなるために普段の生活をどう過ごせばいいのか知りたい、
少しでも上達につながる意識づけをしたいという方はぜひ参考にしてください!

■【周りと差がつく】7つの習慣で、歌は2倍上手くなる!【ボイトレ】(動画解説版)

目次

歌が2倍上手くなる7つの習慣

歌が2倍上手くなる習慣、全部で7つです。

ちょっと多いかも知れませんが、これから1つずつ詳しく解説していきます。
とは言ってもいきなり7つ全部意識して過ごすというのは大変だと思うので、まずは1つだけでもいいので取り入れてみてください。

1.常に腹式呼吸、腹式発声を心がける

歌が上手くなる習慣1つ目は「常に腹式呼吸、腹式発声を心がける」です。

「腹式呼吸」という言葉、もう聞き飽きてる人もいるかと思いますが、
腹式呼吸、腹式発声をすることで、”喉の力が抜ける”、そして”たくさんの息を一定にコントロール出来て声の安定感が増す”などの主なメリットがあります。

なので普段からこの呼吸や発声を意識して日々過ごすことでだんだんを体に染み込んできて、歌を歌うときにも最終的には意識しなくても自然に出来るようになってきます。

僕の場合も、昔カラオケボックスでバイトをしていたんですが、店員として受付に立ってるときにも体に染み込ませるために出来るかぎり腹式呼吸の練習を1人で静かに「スー」とやったりしていました。

お客さんが来たときにもただ「いらっしゃいませ〜」と言うのではなく、
腹式発声を意識して少しお腹に力を入れて「いらっしゃいませ〜」と声を出していました。

それを続けていくとだんだんと意識しなくても自然に出来るようになりました。
歌を歌うときにも自然にスムーズな呼吸のコントロールしながら声を出せるようになったので、音程も安定して、声量なども増しました。

あなたもぜひ意識して過ごしてみてください^^
具体的な腹式呼吸、腹式発声のやり方は以前に何本か動画を出しているのでそちらを参考にしてください!

 

2.声の響きを感じながら話す

歌が上手くなる習慣2つ目は、「声の響きを感じながら話す」です。

声を出すときに響きというのはすごく大事です。
いわゆるいい声、心地よい声と呼ばれる声には豊かな響きがありますし、

歌の場合、例えば音程を合わせたり声量を増やそうというときに、喉の力を使ってそれを実現させようとしがちですがそうではなく、喉の力は抜いて自分の声の響きを使うことで音程を合わせやすくなったり、声量も増えて遠くまで届く声になります。

ではそもそも声の響きはどうやって作るのかという話なんですが、それは自分の空間に声を出してあげることです。

空間というのは、口の中とか喉の奥とか鼻の裏側とかそういったところです。
そういったスペースに声を出してあげることで循環して響きが生まれます。
トンネルの中で声を出すと音が増幅する、あの感覚です。

そのような声の響きを日頃から意識して過ごすことが大切です。
そのために一番簡単にできるのが、声の響きを意識して自分でも響きを感じながら話すということです。

具体的にいうと相槌打つときです。
みなさん誰かと会話してて「ふーん」と相槌を打つときあると思います。
この「ふーん」とか「ふんふん」という相槌で声を出している時は口閉じてると思います。
「ふーん」「ふんふん」口閉じてますよね?

口が閉じてると声が外に漏れにくくなるので、自然と口の中とか喉の奥とか鼻の裏側の空間に響きやすくなるんです。実際に「ふーん」「ふんふん」ってやると口とか鼻の裏側あたりにビリビリと振動を感じるはずです。これが響いてる証拠になります。

ボイトレの定番練習に「ハミング」というものがあります。
僕の動画でも何度も紹介していますが「ハミング」というのも「んー」という風に鼻歌を歌うような感じで声の響きを作る練習です。

会話をしているときに自然にその状態になるのが相槌を打つとき。
なので会話の流れで相槌を打つときにただ無意識で打つんじゃなく、「ふーん」「うんうん」と響きを意識して打つこと。自分でも響きを出していく意識でするといいです。

そして、その後に続く言葉を発するときにもその響きを保つように出してみましょう。

例えば「ふーん、そうなんだ!」という感じで、「ふーん」で出した響きを維持したまま
「ふーん、そうなんだ!」「そうなんだ!」と出してあげる。

こういうことを続けていくと、気がつけば無意識で響きのある声を出せるようになります。ぜひやってみてください^^

3.姿勢を良くする

歌が上手くなる習慣3つ目は、「姿勢を良くする」です。

これ厳密にいうと姿勢そのものをよくするというよりは、自分の重心の軸がぶれないように意識して生活するということになります。重心が真ん中に安定していれば、多少姿勢が悪くなってもオッケーです。

ただいわゆる姿勢が良い状態というのは、背筋がピンと伸びていて、胸も多少高い位置にあって、顎もすっと引いたような状態になります。やっぱりそういう状態の方がより重心が安定してぶれにくくなると思いますし、背筋が伸びて胸が広がることでたくさんの息をスムーズに使うことができるようになる、顎がすっと引いたような状態になることで、喉も一本の線になって声を出すときにも楽に通るようになります。

普段からすぐつまづいちゃうとか左右に揺れてしまいやすい人は、逆に姿勢が悪い人が多いです。
特にいわゆる猫背になると体幹の支えがなくなって重心がぶれる、背中が丸まって、胸がつぶれる、顎が出るという状態が染み込んでしまいます。

これらは歌を歌うときにすごく歌いにくくしてしまう原因になります。

重心がぶれて体幹の支えがなくなると、声も揺れたりぶれやすくなります。背中が丸まって胸がつぶれると息を吸って吐いてという呼吸がスムーズにできなくなります。結果、声の通りも悪くなります。そして顎が出ると、頭の重さを首で支えることになってそれにより喉にも力が入って締めながら声を出す癖がつきやすくなります。

なので歩くとき座るとき、常に自分の姿勢に注意を払って重心が中心からぶれていないか意識するようにしてみてください。そしてそれが普通になれば歌を歌うときにもより歌いやすくなります。

4.出来るだけ座らない

歌が上手くなる習慣4つ目は、「出来るだけ座らない」です。

普段生活をしてると座る時間が多くなると思いますが、可能な限り座らないことを意識するといいです。

これは3つ目とも少し共通しますが、まず座ると無意識で姿勢が悪くなりやすいです。
例えば椅子に座ります。椅子に座ると下半身を預けるので体幹も緩んで、猫背になりやすいです。

デスクワークの方、特に最近はコロナの影響で在宅で仕事をする方増えていると思います。
そういう方は仕事なのでしょうがないですが、出来るだけ座っている時も3つ目でお伝えしたような姿勢、重心は気をつけるようにしてみてください。

あとそれ以外にもうひとつ、座ってると足腰が弱くなります。
歌を歌うときに下半身というのはすごく大事で、下半身の力を上手く使うことでしっかりと安定した声が出せるようになったり、声量が増したり、高音も出しやすくなります。

ところが足腰の筋力が弱くなるとその力を使えなくなる代わりに、上半身の無駄な力を使ってしまって結果、喉が閉まったり、歌にも色々な影響が出てきます。

なので日頃からなるべく下半身を使う。もう1回言います。下半身を使う。

例えばどこかに移動するときにエレベーターとかエスカレーターを使うのではなくて、階段を使うとか、電車に乗ってるときに椅子が空いてても立つようにするとか、そういう小さなことで構わないので日頃から意識するといいと思います。このあたりは僕もよっぽど疲れているとき以外は日頃から意識しています。

あなたも疲れている時は無理しなくていいので、ちょっとだけ意識してみてください!

5.隙あらば音楽を聴く

歌が上手くなる習慣5つ目は、「隙あらば音楽を聴く」です。

要するに生活の中で音楽を聞く時間を増やすということです。

なんでもそうですが、”アウトプット”外に出すには、まず”インプット”中に入れることが大事です。
例えば赤ちゃんは最初言葉を喋ることができませんが、周りの大人が喋っている言葉を繰り返し聞いて覚えることで徐々に上手に喋れるようになりますよね!

あとは人間以外でもオウムとかそうですね、鳥のオウムです。
オウムも人間の話す言葉を繰り返し聞くことでそれを真似して声に出すことができる。オウム返しできるわけですね。

なので歌が上手くなりたいのであれば、出来るだけ音楽をたくさん聞いてインプットする。
その時間が多くなればなるほど耳に染み込んでより細かい演奏の音だとか歌手の表現も聞き取れるようになります。そうすると音感も良くなってくるし、自分でも同じように外に表現しながら歌えるようになってきます。

なのでもし家にいるのであれば、お皿を洗いながらでもコーヒー飲みながらでもいいので、とにかく音楽を流して耳に入れる。外でも歩いてるとき電車に乗っているときなどに少しでも音楽を聴くようにするだけでも変わってきます。ただ外は色々と危険が多いです。最近は電車でも事件が多発してたりしていますので集中しすぎには気をつけてください!歩いてる時も事故に遭わないように気をつけてください。あくまでも周りの状況第一で聴くようにしましょう^^

6.リズムを意識しながら動作をする

歌が上手くなる習慣6つ目は、「リズムを意識しながら動作をする」です。

歌を歌う上で”リズムを感じながら歌う”ということもすごく大事です。”正確な音程で歌う”ということと同じくらい重要なものになります。

僕たちがカラオケで歌えるのもバンドで歌えるのも、ギターやピアノやドラムやベースなどの楽器隊が演奏してくれて曲のリズムを作り出してくれるからです。そしてその演奏のなかに自分も溶け込みながら歌っていくことで1つの音楽になります。

なので歌の練習をしているときにも、よく演奏の音を聞きながらリズムに乗りながら歌うことを意識して欲しいんですが、

日常生活でも例えば歩いてるときにただボーっと歩くのではなく「1、2、3、4♪」と自分のテンポで構わないのでリズムを感じながら軽快に歩いてみたり、パソコンで文字を打つときにもただスラスラ打つんじゃなくて「たかたんたかたん♫」と適当でいいのでリズムよく打ってみたり、そういう意識で過ごすようになると普段からリズムのある過ごし方ができてくるので、いざ歌うときにもリズムをしっかりと感じながら歌うようになってきます。

リズムやノリに自信のないひとは特に意識してみてください!

7.喜怒哀楽をしっかりと表現する

歌が上手くなる習慣7つ目は、「喜怒哀楽をしっかりと表現する」です。

これは以前に配信した「歌が上手い人は性格が自己中です。」という動画でも詳しくお伝えしましたが、普段の生活から喜怒哀楽の振り幅が大きい人、自分の感情を素直に表現している人は歌が上手い傾向があります。(全員が全員ではないです。)

普段から喜怒哀楽を表現してるから、歌うときにも抵抗なく色々な声を出したり、表現ができるわけです。

なので人と話すときにも、出来るだけ感情表現豊かにおしゃべりをしてみる。
「へえそうなんだ。。すごいじゃん」ではなく「へえ〜そうなんだ!すごいジャン!!」

「すげー悲しいわー」じゃなくて「すっげえ〜悲しいわ。。」という感じで、自分が発してる言葉と感情がリンクするように話すことを意識してみましょう。

常日頃から意識して続けていくと、歌うときにも歌詞に合った自然な感情表現ができるようになってくるはずです。特に一本調子な歌になってしまうと悩んでる人や表現力を増したいという人は意識をしてみてください!

まとめ

歌が上手くなるためには、歌の練習をしているとき以外の時間の使い方がとても大切です。

小さな習慣を積み重ねていくことで、上達のスピードが早くなりますし、
周りと差をつけることも出来ます。

ぜひ今回ご紹介した「7つの習慣」を日常に取り入れて過ごしてみてください^^

友だち追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です