【単純明快!】歌ってて「息が続かない…苦しい…」を改善して、歌が上手くなる方法

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こんにちは!ボイストレーナーのけいたんです。今回は歌ってる最中に「息が続かなくて苦しくなってしまう」と悩んでる人に向けて改善策をお伝えしていきます。

息が続かなくなってしまう理由もふまえながら簡単にできる練習方法をお伝えします。

ちゃんとマスターできれば1曲余裕で歌えるようになると思いますので、ぜひチェックしてください!

目次

なぜ息が続かなくなるのか?

まずはじめになぜ「息が続かなくなってしまうのか?」その理由について簡単にお伝えします。よく「息が続かなくなってしまうのは、肺活量が足りてないからだ」と解釈する方が多いんですが、肺活量っていうのは実はそこまで関係ないんです。

もちろんあるに越したことはないですし、ランニングなどして心肺機能を高める努力もした方がいいのは間違いないですが、普通に日常生活を問題なく過ごすことができるくらいの肺活量があればそこまで問題ないと考えます。それよりも大事なのは、肺の中にある息の使い方です。大事なことなのでもう一度いいますね、肺の中にある息の使い方のほうが大事です。

歌ってて「息が続かなくなってしまう」と悩んでる人は、息の使い方が下手な人がほとんどなんです。具体的にいうと一気に使いすぎちゃう傾向があります。マラソンを例にするとわかりやすいと思いますが、ペースを考えて少しづつ体力を使いますよね。最初から一気にスパートかけたら最後まで持たないのは当然です。自分でコントロールしないといけないわけです。これと同じです。歌ってて息が続かないのはペース配分を間違えちゃってる。制御が効かない状態になっちゃってるってことです。

なので意識することは少しづつ息を使っていくこと。意図せずドバッと外に漏れないようにすることです。

ではここからは自分でコントロールしながら少しづつ息を使って、外に漏れていかないようにする練習方法をお伝えしていきます。

歌ってて「息が続かない…」を解消する練習方法

ここでは使う言葉を1つに絞ります。今回は「ビ」「バビブベボ」の「ビ」を使ってやっていきます。

「ビビビビビ」と短く切って出してみましょう。やってみてください。

「ビビビビビ」これをやるときのポイントは、声を出す前に口を閉じて閉じたまま息を吐く。息を吐いてるけど口閉じてるから口の中に息が圧縮されてたまる感じ。静かな場所で声出したいんだけ出せないから我慢してる感じです。

この状態のまま「ビビビビビ」と連続で声を出します。我慢して口の中に息が圧縮されたまま唇だけが開いて閉じてを繰り返す。

このことで息が外に漏れにくくなります。これが外に抜けると「ビビビビビ…」と一気に息が抜けるので意味がなくなります。気をつけてください。口の前に手を当てた時に「ビビビビビ」一瞬少しだけピンと息が当たる程度であればオッケーです。もしモワッとした多めの息が当たってると外に漏れてます。

なんでこの「ビ」っていう言葉を使うかというと「ビ」は「バ行」ですが、アルファベットに分解すると「Bi」前にくる子音の「B」が濁音、点々がついて声帯が閉鎖しやすくなる。あとにくる「i」も声帯閉鎖しやすい母音。声帯閉鎖っていうのは声帯が閉じてる状態で息が漏れにくいということ。声帯が開くとその分息が漏れやすくなります。そして発音する時に唇を閉じて開けて「ビビビ」とくりかえすことで、吐く息を制限して中のほうに跳ね返すような感じになるので息が漏れず声の密度が上がるので省エネが可能になる。要するに持ちが良くなるので途中で息が持たなくなるということも軽減されやすいということです。

実際の楽曲を歌う時にもまずはこの「ビ」で短く切って歌ってみて、そのあとそれぞれの言葉を繋げてみる。そして最後に歌詞でも同じような感覚を保ちながら歌うことができると、無駄な息が外にもれなくなり「苦しい…」という感覚もなくなってくるはずです。ぜひ頑張って練習をしてみてください!

もしやってみて自分一人では上手くいかないという場合は、毎月3名様限定で体験レッスンを行っていますので、是非お越しください。

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