音痴の解消法!効果絶大な4つのポイント

みなさんこんにちは! 音痴お助けサポーターの千葉ケイタです。

あなたは音痴なことに悩んでいるけど、実際にどうすればその悩みを解消できるのかわからず困っていませんか?

歌いたい曲を思い通りに歌えず、まわりからも「音痴だ!」とバカにされるのは悔しいですよね。。

今回は「音痴を解消する効果絶大な4つの方法」についてお伝えします。

音痴を解消するための方法がわからない、ひとりカラオケで一生懸命練習しているのになかなか上達しないといったあなたに特におすすめの内容です。

ぜひ最後まで読み進めてみてくださいね^ ^

目次

音痴とはなにか

「音痴」という言葉は普段からなにげなく使っている言葉であり、世の中にもすっかり浸透している言葉です。

まずはいちど、この「音痴」という言葉をしっかりと考え、いったいどういう意味なのかを理解することから始めましょう。

あなたは「音痴」ってどういう意味だと思いますか? そして、「音痴な人」とはどのような人のことだと思いますか?

音に痴をつけて音痴になる

「音痴」は「音」と「痴」という漢字を組み合わせてできていますね。

「音」はそのまま「音」ですね。

それでは「痴」とはいったいどのような意味なのでしょうか。 調べてみると、”にぶい・足りない・ぬけている・愚か”などの意味が出てきます。

そして、これらをピックアップすると、「音痴」とは音に対して”にぶい”・”ぬけている”と解釈することができます。

音痴の本当の意味

音に対して”にぶい”・”ぬけている”とは、要するに、鳴っている音をしっかりと聞けていない、聞けていたとしてもそれをしっかりと自分で出せていないということです。

もう少しわかりやすくいうと、カラオケで歌いたい曲のメロディを覚えられていない、覚えていてもそのとおりに歌えない、リズムもずれてしまうといった状態です。

音痴とはそれが極端なことをいいます。

なぜ音痴が解消しないのか

音痴を解消する方法はないのか

それでは、音痴を解消することはできないのでしょうか。

答えは「NO!」です。

僕はどんなに音痴な人でも、諦めずコツコツと練習していけば解消することができると思っています。

ただし、耳や喉などに病院に行かなければならないほど致命的な欠陥がない場合は例外ですが。

とくにこれといって耳や喉に異常が見られない人は、成長に個人差はあれど、必ず音痴を解消することができます。

音痴を解消するためのヒントは英会話にあった!

突然ですが、あなたは英語を喋ることができますか?

と聞いておきながら残念ですが、僕はできません。。

世の中は急速に国際化が進み、日本でも最近多くの外国のかたを目にすることが多くなりましたね。

外国人労働者の増加にも拍車がかかり、2020年には東京オリンピックも開催されます。

したがって、これからはより”国際共通語”と呼ばれる英語の習得が必須となってきました。

そのため小学校の英語教育が変わり、2020年より小学校3年生から英語授業がスタートすることになりました。

そして、この教育のポイントは「聞くこと」と「話すこと」を中心に行われるそうです。より、日常的に英語を使えるようにするためですね。このなかでもとくに外国人の先生の言葉を「聞くこと」を大切にして、それをもとに伝えることも覚えていくそうです。

ここで、英語学習を例にとると、学習ポイントは大きく4つに分けることができます。

  1. 読むこと
  2. 書くこと
  3. 聞くこと
  4. 話すこと

               です。

僕が学生の頃は「聞くこと」「話すこと」よりも「読むこと」「書くこと」が優先されました。

しかし、それだと実際に外国のかたと生のコミュニケーションをとる能力が磨かれません。要するに実践で使えないんです。

実際に、僕は高校の修学旅行でオーストラリアに行きましたが、そのときのホームステイ先の家族とまったくコミュニケーションがとれず苦労しました。。

さて、さきほどの英語学習を歌の学習に置き換えると、

  1. 読むこと
  2. 書くこと
  3. 聴くこと
  4. 歌うこと

となります。

これらのなかで、いちばん優先順位が低く最後にやるべきものはどれだと思いますか?

じつは 「4.歌うこと」なんです。

「え!?歌うことっていちばん大事なんじゃないの?」と思ったかたがほとんどだと思います。

たしかに歌わなければ始まらないのですが、音痴に悩む人のほとんどが「4.歌うこと」をしすぎて、ほかの3つの練習をおろそかにしてしまっているんです。

英語学習と同じで、歌うためにはまず聴くことが大切。

さらに聴くためには書くことが大切になり、書くためには読むことが大切になります。

それらができたあとに初めて「歌うこと」を実践します。

音痴を解消する4つのポイント

歌の学習について理解したところで、ここからは音痴を解消するための方法について細かくお伝えしていきます。

「読む」音痴の解消法

歌詞を読む

歌詞はあなたが歌おうとしている曲の世界観が書かれた台本です。

3~4分間のなかに作者が伝えたい物語が凝縮されています。

とても短い映画をあなたが歌うことで表現していくのです。

役者が台本を覚えずにいい演技ができると思いますか?

しっかりと歌詞を読んで、物語の情景や登場人物、季節、心情などをイメージするようにしましょう。

それだけであなたは1つ1つの言葉を大切に歌うようになりますし、より伝わる歌を歌うことができます。

楽譜を読む

楽譜とはあなたが歌おうとしている曲の”メロディ”が書かれた教科書のようなものです。

音符♪という記号が使われ、どういったメロディなのかを示してくれます。

例えば、最近人気のカラオケ精密採点で画面の上に出てくる”音程バー”もある意味楽譜のようなものですね。音符がどのくらいの長さで、どのように高低の変化をしているのかを示してくれています。

楽譜はそれをさらに細かく丁寧に記してくれています。

細かい音符などは読めなくてもいいので、あなたが歌いたい曲の楽譜を用意して、「あ、ここで音が高くなるんだ!」「ここで1回休むんだ!」などの発見をしてみてください。

楽譜はインターネットで簡単に手に入れることができます。

おすすめはYAMAHAが運営しているプリント楽譜です。

1曲400〜500円ほどでダウンロードでき、プリンターで出力して見ることができます。

ご自宅にプリンターがなければ、コンビニでもプリントアウトできるので、とても便利ですよ^ ^

歌手のプロフィールを読む

あなたが歌いたい曲を歌っている歌手のプロフィールを読んでみましょう。

google検索でもいいですし、自叙伝などがあるなら手にとってみてもいいでしょう。

そこから見えるその人の生い立ちや価値観などを吸収することによって、「この人はこういう思いでこの曲を歌っているのかもしれないな。」と想像するきっかけになります。

それがあなたの歌のヒントになる可能性があります。

後述しますが、歌手の表現力を盗むヒントにもなるのでぜひやってみてください。

「書く」音痴の解消法

歌詞を書く

あなたが歌いたい曲の歌詞を紙に書いてみましょう。

パソコンで入力してもいいですが、手がきで書いたほうが気持ちも入りますし、歌詞に対する理解も深まると思います。

そして書き終わったら、さきほどお伝えしたように、もう一度その歌詞を読んで理解を深めましょう。

これによって、さらに曲の世界観があなたの中に染み込むはずです。

楽譜を書く

歌詞を書いたらその上でも下でもいいので、楽譜を書いてみましょう。

といっても楽譜を書くのはかなり難しいことなので、カラオケの精密採点の音程バーをみながら、そのバーの動きを写してみましょう。

一本線で構いませんので、音が高くなるところ、低くなるところなどを目で確認できるようにするといいです。

この作業により、音の動きに対する理解を深めることができるので、音程もよくなります。

息継ぎを書く

話すときと同じように、歌うときには途中で息を吸いますが、適当な場所で場あたりてきに吸うのではなく、あらかじめ息継ぎする場所を決めておきましょう。

息継ぎのことをブレスするともいいますが、このブレスの場所を「v」マークで歌詞と歌詞のあいだに書いておきます。

これにより、安定した呼吸をすることができますし、メリハリも出るのでリズム感もよくなります。

歌い方を書く

歌詞を読みながら、ここは「明るい感じで楽しく歌おう」とか、「ここはちょっと悲しく切ない感じで歌おう」など、どのように歌うかをメモしてみましょう。

なにもイメージせず歌ってしまうとぶっきらぼうな歌になってしまいますし、曲に対する愛着もわきません。

歌い方を明確にイメージすることにより、感情表現豊かな歌になりますし、曲を大切に歌うようになるので、声の出かたや音程も良くなりやすいです。

「聴く」音痴の解消法

曲を細かく聴く

“NO MUSIC NO LIFE”といわれるほど、音楽は私たちの生活に欠かせないものです。

「今日は楽しい気分だからノリノリのダンスミュージックを聴こう♪」だとか、「悲しい気持ちだからしっとりしたバラードを聴こう」というように、その時の気分にあわせて音楽を聴くと思います。

そのときの音楽の聴きかたは基本的には流しっぱなしで聴きますよね。いちいち一時停止して聞き直したりはしないと思います。

しかし、もしあなたが音痴を解消したいと思うときには、このような普段の聴きかたと同じように聞かないようにしましょう。

このような、いわゆる”流し聴き”をしてしまうと、文字どおりあなたの耳から耳へメロディが流れていき、記憶に残りづらいんですね。

なので、音痴の解消法としては1フレーズずつ区切って、覚えるまで聴きこむことが大切になります。

たとえば、童謡のチューリップを例にすると

「さーいたーさーいたー チューリップのはーながー♪」

の部分だけをまずは徹底的に聞き込んで覚えるということです。

しっかりと覚えたら、次のフレーズに進んでいきます。

決して曖昧なままどんどん流して聴いていかないようにしましょう。

これは前述した”楽譜を読む”の部分でお伝えした、カラオケ精密採点で画面の上に出てくるバーを見ながらやると効果が倍増します。

つまり正しいメロディを見ながら聴くことで、より音の流れが理解できるということです。

おすすめは、カラオケ精密採点でガイドメロディを流しながら、画面の上に出てくるバーを曲を流しつつ動画で撮影し、あなたの目と耳で追いかける練習です。

これを繰り返すことにより、確実にあなたの”メロディ精度”はあがっていきます。

歌手の声を聴く

あなたが歌いたい曲を歌っている歌手の声を細かいところまで聴いてみましょう。

声の種類は1つではありません。

たとえば、あなた自身も日常生活で色々な声を使っているはずです。

楽しいことがあった時には声のトーンもあがり明るい声になり、悲しいことがあった時には声のトーンが暗くぼんやりすると思います。

歌手も同じように、1曲の中で色々な表情の声を出しているはずです。

「あ、ここは少し明るい声だな。」「あ、悲しい声になったな。」というように耳を澄ませて発見をしてみましょう。

歌手の歌いかたを聴く

声が聴けたら、今度は歌いかたにも神経を研ぎすませてみましょう。

チェックする歌いかたのポイントは大きく3つあります。

  1. 言葉の発音
  2. 息の量
  3. 語尾の長さ

です。

1.の言葉の発音とは、たとえば、「た」という言葉を英語風に「つぁ」と発音しているなといったように、その歌手のクセを見つけることです。

じっさいにサザンオールスターズの桑田佳祐さんは、た行を「た・ち・つ・て・と」ではなく「つぁ・つぃ・つ・つぇ・つぉ」と発音することが多いですね。

2.の息の量とは、歌うときに息を多く使っているのか、そんなに多く使っていないのかを聴きます。

たとえば、全体的に声が大きめなのに、フレーズの最後だけ息を多く使ってささやくように歌う歌手もいます。

そのような発見をしていきましょう。

3.の語尾の長さとは、息を吸う前のメロディをどれだけ伸ばしているかです。

息を吸うギリギリまで語尾を伸ばすこともあれば、会話をするように語尾を短く切ることもあります。

ここも耳を澄ませて聴いてみましょう。

たくさんの曲を聴く

ここでのたくさんの曲を聴くというのは、ジャンルを問わず色々な曲を聴くということです。

どうしても自分の好きな歌手の曲や今流行っている曲、1つのジャンルしか聴かないとなりがちですが、

あまり興味なくても、”食わずぎらい”せず聴いてみましょう。

ひょっとしたらものすごく好きになる歌手や曲と出会うかもしれませんし、それをきっかけにどんどん幅が広がる可能性があります。

なによりそれを繰り返すことにより、あなたの耳と心が刺激され、確実に音痴解消の薬になります。

僕もたくさんの曲を聴くことにより、耳が刺激され色々な表現方法も吸収し、歌の能力をあげることができました。

不思議なことに、昔は嫌いだった歌手も大好きになったりもしました。

とても有意義なので、ぜひあなたもやってみてください!

「歌う」音痴の解消法

ここでようやく歌う練習をします。

これまでの積み重ねで曲に対しての理解がかなり深まっているので、それだけでもあなたの歌はレベルアップしているはずですが、

「歌う」練習をするうえでもいくつかポイントがあるのでお伝えしますね!

細かく分けて歌う

「聴く」音痴の解消法と同じように、いきなり最後まで通して歌うのではなく、1フレーズごとに区切って歌いましょう。

1フレーズがしんどければ、Aメロ・Bメロ・サビと大きなセクションで区切っても構いません。

メロディの流れ、音程の動きなどを細かく確認しながら丁寧に歌います。

気持ちいいからといって、いきなり最初から最後まで通して歌うのはやめましょう。いきなり通して歌ってしまうと、細かい音程やリズムなどを無視してざっくりと歌ってしまい、雑になりがちです。

最後まで歌いたい気持ちはわかりますが、音痴を解消するうえでは我慢してください。。

1つ1つ確実に丁寧に歌えるようになってから、最初から通して歌うことにチャレンジしてみましょう!

録音しながら歌う

ただ歌っていても本当にちゃんと歌えているのか判断するのは難しいので、ボイスレコーダーなどを使い、自分の歌を録音しながら歌いましょう。

そして、歌い終わったらそれを聴いて、ちゃんと歌えているかを確認します。

間違えている部分をしっかりとチェックして、そこを重点的に練習しましょう。

その繰り返しが音痴解消に繋がります。

自分の歌や声を聴くのは恥ずかしいかと思いますが、客観的に聴くのはとても大切です。

「あ、こんな声してたんだ。」「ここのメロディが苦手なんだな。」と発見することが多いのでぜひやってみましょう。

僕のおすすめは”ボイスレコーダー”というアプリです。

音質もよく操作も簡単なので、ぜひ使ってみてください!

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歌手をマネして歌う

これは応用編で難易度が高いので、頭の片隅において大丈夫です。

余裕があったらチャレンジしてみてください。

「聴く」音痴の解消法でお伝えした”歌手の声を聴く””歌手の歌いかたを聴く”を生かして、実際にその特徴をマネして歌ってみます。

完璧にできなくていいので、実践することで確実にあなたの栄養になり、声の出しかた、表現の仕方、音程のとり方、リズムのとり方など、多くの能力をあげることができます。

なんでもそうですが、はやく上手くなりたければ、とにかく上手い人のマネをしろということですね!

まとめ

音痴を解消するために徹底的に歌うことはもちろん大切ですが、それだけだとなんとなく時間が過ぎるだけで、どこがいいのか悪いのかを理解できず、かえって遠回りになりかねません。

音痴の解消法である4つのポイントを理解し、

歌うまえに聴く、聴くまえに書く、書くまえに読むという流れを体に染み込ませましょう!

すると、1つ1つの音を丁寧にあつかう癖がついてきますし、自分の歌を客観的にに見れるようになります。

カラオケで歌いたい曲のメロディを覚えるのも早くなり、そして覚えたとおりに歌う能力も上がっていることでしょう。

記事を参考に音痴を解消して、音に対して”鋭い”あなたに生まれ変わりましょう!

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