こんにちは!
音痴お助けサポーターの千葉ケイタです。
今回も記事を見ていただきありがとうございます♪
あなたは自分の声が響くのを感じたことがありますか?
自分の体を楽器のように使い響かせることが出来れば、もっと自由に楽しく歌えそうですよね。
「あの人はあんなに楽に歌っていても声が届くのに、自分はこんな一生懸命歌っているのに全然届かない。」
もしかしたらその差は「響き」にあるかもしれません。
今回は「歌っている時の響き」についてお話しをしていきます。
目次
響きって何?
「心に響く、仕事に響く、ミスが響く。」
響きにはいろんな種類がありますが、声が響くといった時の響きとは
簡単に言えば音の広がりです。
トンネルやお風呂に入っている時に声を出すと、自分が思ったよりも大きな声が聞こえますよね。
これは声が響いているからなんです。
出した声が空間に跳ね返って増幅した結果生まれる集合体を響きといいます。
なぜ響きが大事なの?
では次になぜ響きが大切なのかについて、お伝えします。
響きを出すことのメリットは大きく3つです。
喉の力に頼らずに大きな声を出せる
大きな声を出すためには、喉の力が必要だと思いがちですが、実はそんなに
必要ないんです。
逆に力を抜いたほうがよく響く良い声になります。
僕自身も歌っている時になんか響かないなと感じる時は、意識して力を抜くようにしています。この時に肩や首、膝などの力も抜くようにするとより喉の力が抜けやすくなります。
音程を合わせやすくなる
音程を合わせるためには、自分の声をよく聞くことが大切です。
声が響くことによって、自分の声もよく聞こえるようになるので、音程を合わせやすくなります。
表現力豊かに歌えるようになる
表現力豊かに歌えると、それだけで聞いている人に感動を与えます。
そのために感情を入れることはとても大切です。
しかし、ただ感情を入れて歌うだけでは、自分の世界に酔ったナルシストソングになってしまいます。ドラえもんに出てくるジャイアンのような状態になりかねません。
しかもそのような歌い方をするとついつい大きな声を出そうとしてしまい、喉も痛めやすくなってしまいます。
また、声を押すだけになってしまい、引くことが出来なくなります。
人間関係も同じですよね?
押すだけの人は嫌われます。どこかで引く余裕のある人のほうが魅力的に感じますよね。
そして、その押し引きも響きで出すことが出来ます。
小さな響きと大きな響きを使い分けて、コントロールすることによって絶妙な押し引きが可能になり、表現力も高まるんです。
響きはどこで感じるの
このように、歌を歌う上で響きはとても大切なものですが、具体的にどのように響きを作れば良いのでしょうか。
先程、トンネルやお風呂といったワードを出しましたがそれがヒントになります。要するにあなたの中にある空間を使えば良いわけです。
人には共鳴腔と呼ばれる声が響く空間があります。
ここに響かせることが大切になります。
共鳴腔は大きく分けて3つです。
咽頭腔
いわゆる喉を開けてと言われた時に開ける部分です。
声が出てから一番最初に響く場所なのでとても重要になります。
ここがよく響くと魅力的な低い声が出せますよ。
口腔
いわゆる口の中です。
言葉を発音する上でとても重要になります。
ここがよく響くと力強く聞き取りやすい声が出せますよ。
鼻腔
いわゆる鼻の中です。
音程を取ったり、高音を出す上でとても重要になります。
ここがよく響くとクリアで明るい声が出せますよ。
これらの共鳴腔をうまく使ってあなたの声を響かせることが大切です。
まとめ
声を響かせるとは、あなたの体の中の空間をうまく使って声を広げていくということです。
そして、人によって骨格は違います。空間の広さや形も違います。
すると当然それぞれ出せる音も違ってきます。
あなたにはあなたにしか出せない音色があるんです。
ぜひ、あなただけが持つ世界に一つだけの響きとともに、より自由に歌を表現しましょう。