音程を良くするための方法その①まずは耳を鍛えよう!

こんにちは!
音痴お助けサポーターの千葉ケイタです。

今回も記事を見ていただきありがとうございます♪

あなたは音程が合わなくて困っていませんか?

好きな歌手の曲を歌いたいんだけど音程が全然合わなかったり、聴いている人たちからもバカにされるんじゃ悔しいですよね。

そしてそれはもしかしたら、あなたの耳に原因があるかもしれません

今回は「音程を良くするためには、耳を鍛えよう。」というお話をします。

音程が合わなくて困っている方はぜひ最後まで読み進めてくださいね!

目次

そもそも音程って何?

音程とよく言いますが、具体的にどういった意味なのかを知ることから始めましょう。

音程とは、ある音とある音の高さがどれだけ離れているかを示したものです。

例えば、あなたが普段生活をしている街を見渡すと、いろいろな高さの建物がありますよね。低い建物もあれば高い建物もあります。

歌も同じで、低い音もあれば高い音もあるわけです。
その高さをドレミファソラシで示しているわけですね。
この場合、ドから順にどんどん音は高くなります。

ドという音があればレという音もある。
この2つの音の高さの違いを音程といいます。

音程が良い悪いの違い

音程の正確さをあらわす時に、「音程が良い」「音程が悪い」と言ったりします。では、それぞれどのような基準で判断するのでしょうか。

音程が良いとは

耳で聴いた音を正確に覚えることができる

例えばピアノでドレミファソラシと鳴らされたときに、すぐ音程の違いに気づき、かつそれを頭の中で再生できます。

耳で聞いた音を自分の声に変換できる

耳で聴いた音程を把握し頭の中で再生した後に、その情報を自分の声に乗せて正しい音程で歌うことができます。

音程が悪いとは

耳で聴いた音を正確に把握できない

ピアノでドレミファソラシと鳴らされても、それぞれの音程の違いに気づけなかったり、音程が高くなっているのか低くなっているのかを把握できません。

耳で聴いた音を自分の声に変換できない

正しい音程を把握できないと、当然それを自分の声で出した時にはズレた音を出してしまいます。

また、仮に正しい音程を把握できても、それを自分の声で出した時にまったく違う音を出してしまったりしまうケースもあります。

前者を感覚性音痴、後者を運動性音痴と呼んだりもします。

聴いているつもりになっていませんか?

カラオケで歌うとなると声を出すことに意識が向きがちですが、その前にあなたが歌おうとしている曲のメロディをまずは耳でよく聞いて覚えるということがとても大事です。

カラオケで正確な音程で歌うためには、メロディを覚えていないと歌えません。そんなの当たり前じゃんと思うかもしれませんが、これが出来ていない人が意外と多いんですよ。

例えば、「先生。私、音程が悪いんです。いくら歌っても音程が合わなくて。」と相談を受けることは多くありますが、その時はまず歌おうとしている曲のメロディを隅々まで細かく聴いてきてもらいます。

するとそれだけで次回同じ曲を歌った時に音程が良くなっていたりします。

他にも、サビの音程は合うんだけど、それ以外の部分、AメロやBメロの音程が合わないという方もいます。

これは単純にサビのメロディをよく聴いているから音程が合い、それ以外のAメロやBメロをよく聴いていないから起こるんです。

やっぱりサビは歌っていて気持ちいいし、曲の中で1番盛り上がる部分なので、どうしてもそこばかりに意識がいってしまうんですね。

なので、サビだけではなく、AメロやBメロにも同じように興味を持ち集中して聴くことをするだけで音程が改善されるケースはとても多いんです。

このように、音程改善のポイントはすごく単純だったりします。

曲を聴けているようで、実は聴き流しているだけだったりするんです。

なので、いきなりAメロからサビまで通して流して聴くのではなく、「今日はAメロ」、「明日はBメロ」といったように、小分けにして隅々まで集中して細かく聴き込むようにしましょう!

音程を根本的に良くするためには、耳を鍛えよう!

が、しかし、

ここまではあくまで耳から聴いた音をしっかり把握出来る人の場合の話で、
実際に耳で音を聞いても何が何だか分からない人、

つまり前述した感覚性音痴の方は、歌おうとしているメロディをよく聴いて覚えるだけでは何も変わらないんです。
だってそもそも聴いてもその音程を自分の頭の中で再生出来ないんですから。

そこで大切になってくるのが、あなたの耳を鍛えることになってきます。

メロディを覚えるためには、耳を使うわけですが、肝心な耳がきちんと鍛えられていないと、正確な音程を覚えられないわけです。

そして、ここでいう耳を鍛えるとは、音の変化に敏感になることです。

音程の変化はもちろん、この歌手はここでセクシーな声にしてるなとか、ここで声を大きくしてるなとか、些細な変化に気づけるようになることです。
あなたの頭の中で、音の存在を明確に出来るようにするということですね(^ ^)

1人でも出来る、耳の鍛え方

それでは音程を良くするためには、具体的にどのように耳を鍛えていけば良いのでしょうか。

そのためには楽器を使って練習する必要があります。
楽器といってもたくさんありますが、僕のオススメはピアノです♪
なぜかというと、ギターなどの弦楽器よりも安定した正確な音程を出してくれるからです。

といってもなかなかピアノを用意することはできないと思います。。
なので、電気屋でも売っているようなおもちゃのキーボードや、携帯やタブレットでダウンロードできる無料のピアノアプリでも構いませんので用意してください。

では、1人でも簡単にできる練習方法をお伝えします。

同じ高さの音を鳴らしてみる

音はなんでも構わないので、同じ高さの音を鳴らしてみましょう。
そしてそれが同じ音程であることを感じましょう。

例えばドの音を鳴らしたら、次にもう1回ドの音を鳴らしてそれが同じ音程であることをあなたの耳で確認します。

違う高さの音を鳴らしてみる

同じように音はなんでも構わないので、今度は違う高さの音を鳴らしてみましょう。
そしてそれが違う音程であることを感じましょう。

例えばドの音を鳴らしたら、次はひとつ高いレの音を鳴らしてみる。
そしてそれが違う音程であることをあなたの耳で確認します。
これを色々な音の高さでやってみましょう。

慣れてきたら、1つめに鳴らした音に対して高い音を鳴らした時と、低い音を鳴らした時の差を感じてみましょう。

基準の音に対して高くなる時と、低くなる時の聞こえ方は違うはずです。

ドレミファソラシドを弾いてみる

ここまで出来たら、ドレミファソラシドと連続して鳴らしてみましょう。
スムーズに鳴らせなくて良いので、音程が徐々に高くなっていくのを感じましょう。

そしてそれが出来たら今度はドシラソファミレドと徐々に低くしていき、元のドの音まで戻ってみましょう。
音程が徐々に低くなっていくのを感じます。

以上が1人でも出来る練習方法です!
地道な練習になりますが、5分でも良いのでこのような練習をコツコツと続けていく事で、だんだんとあなたの耳が鍛えられてきます。

音程を良くするヒントは日常生活にも

音程を良くするためには、ピアノを用意してコツコツと練習することが大切とお伝えしましたが、普段仕事に追われていて忙しいあなたにとってはなかなかハードルが高いかもしれませんね。

そんなあなたのために日常生活でも意識できる方法をお伝えします。

人の話をよく聞く

あなたは人の話をよく聞けていますか?
コミュニケーションの基本は聞くことからと言いますが、なかなか簡単なことではありませんね。

僕も意識はしていますが、気づくと自分のことばかり話していたりするので、気をつけないといけません。

人の話をよく聞くということを意識し実践することで、聞くという能力を上げることができます。そしてポイントはただ聞くだけでなく、真剣に聞くこと。内容までしっかり理解をすることです。

例えば新しい職場で仕事を覚えるときにも、教えてくれる人の話をよく聞いて深いところまで理解することによって、早く覚えることが出来ますよね。

これは歌においてメロディを覚えるということでも同じです。

日常から常に聞く癖をつけておけば、いざメロディを覚えるときにも集中して細かい音程にも敏感になれます。逆に日常から出来ていなければ、正確なメロディの音程を覚えることは困難になります。

レッスンをしていても、僕の話をあまり聞かず、自分のことばかり話す方は不思議と音程があまり良くないですし、成長も遅いです。。

アウトプットするためには、まずインプットを心がけましょう!

人間観察をする

人間観察をするといっても、動作や癖を見るわけではありません。

電車で移動している時など、他の人の声の高さ調子を聞くんです。
「あ、この人は少し高めのトーンで喋ってるな。」「この人は低いトーンで喋る人だな。」というように耳を研ぎ澄ませてみましょう。

1つの話の中でも色々な高さや調子で話す人もいるはずです。

このような耳での観察を続けることで、あなたの耳はより敏感になってくるはずです。隙間時間を有効に使ってみましょう。

まとめ

音程を良くするためには、まず耳を鍛えることが大事です。

歌に限らず何にでも言えることですが、アウトプットするためにはインプットからですね!

そのためには、あなたの日常生活から耳をよく使うようにし、どんどんバージョンアップしていくことが大切です。

継続は力なり!
音程を良くするために、コツコツと頑張っていきましょう(^ ^)

 

 

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