こんにちは!
音痴お助けサポーターの千葉ケイタです。
今回も記事を見ていただきありがとうございます♪
あなたは歌を歌っている時に、自分がどんな姿勢になっているか意識したことがありますか?
声を出すことに必死でそこまで意識したことがないのではないでしょうか。
実は姿勢は歌を歌う上でとても大事な要素なんです!
今回は、「歌う時の姿勢」についてお話をしていきます。
途中で息が切れて満足に歌えない、歌った後に喉が痛くなるなどでお悩みの方に読んでもらいたい内容です。
目次
歌が上手い人に共通する姿勢とは?
歌いたい曲があるのに途中で息が切れて満足に歌えない、1曲歌えたのはいいけど喉が痛くてしょうがない、もしかしたらそれは姿勢に問題があるかもしれません。
「良い歌を歌うためには良い姿勢から」と言われるくらい、姿勢は大事ものなんです。
では一体、どのような姿勢で歌えば良いのでしょうか?
ただ直立不動に「気をつけ!」の姿勢を作ればいいのでしょうか。
僕が見てきた限り、カラオケで上手いなと感じる人や、テレビなどに出ている上手いと言われる歌手の人はみな姿勢がいいです。
しかし、それらに共通するのは、ただ姿勢が良いのではなく、余計な力が入っておらず、肩の力が抜けた自然体な姿であるということです。
具体的には鏡に自分の体を横向きに映し出し、足首・膝・腰・首・頭を点と点で結んだ時に一直線で結ばれるように立ちます。
この時、ロボットのようにガチガチに凝り固まりはしないんです。
あくまで寝ている時のようにリラックスして立ち、重力に身を任せるんです。
布団と一緒に寝ながら立っているような状態ですね。
いつでも自由に体を動かせる、かといって風船のように簡単に風に吹き飛ばされてしまうような弱さはなく、しっかり根っこを張っている。それが理想の姿勢です。
歌が下手な人に共通する姿勢2タイプ
爆笑問題 太田光さんタイプ
奇想天外な発言と行動で、周りを混乱の渦に巻き込む爆笑問題の太田光さん。
そんな太田さんの姿勢を見てみると、かなりの猫背であることが分かります。猫背はお腹周りの力が緩み、顎が前に出ます。
人の頭の重さは約6kgと言われますが、顎が前に出ることによってこの重さを首で支えてしまうんです。その結果喉にも負担がかかり声が出にくくなってしまいます。歌うと喉が痛くなる人もこれが原因の人が非常に多いです。
またこのタイプは、日常生活で肩こりや頭痛の原因にもなり、精神的にも不安定になりイライラしやすくなると言われています。
特に現代はスマホやパソコンを見る機会が多くなり、無意識に猫背になりがちです。猫背は現代病の1つとも言えるかもしれません。
気をつけましょう!
オードリー 春日さんタイプ
「トゥースッ!」でお馴染みのオードリー春日さん。
春日さんは学生時代にアメフトをやっていたことで有名ですが、
実は僕も学生時代にやっていました。
春日さんが言っている「トゥースッ!」はアメフトで円陣を組んだときに気合をいれる意味でいう言葉なんです。
日本語にすると、「よし!いくぞ!」みたいなニュアンスですかね。豆知識でした(笑)
さて、話を本題に戻しますと、春日さんのようないわゆる鳩胸は腰を反ることによって上半身に力が入りやすく、下半身も使いずらくなるので、余計な力を逃しにくくなります。
春日さんは声が大きいので、一見良さそうに思えますが、喉の負担が大きく痛めやすい姿勢なんです。
気合を入れて胸を張りすぎないように気をつけましょう!
歌を歌うときに姿勢を良くするメリット
腹式呼吸がしやすくなる
足首・膝・腰・胸・頭を点と点で結んだときに一直線になり、呼吸を妨げる障害がなくなります。なので、しっかり吐いてしっかり吸うという動作がスムーズに出来るようになり声が出しやすくなります。
声が枯れにくくなり喉を傷めない
歌を歌う上で体幹は大事なんですが、良い姿勢を作ることでその部分の筋肉が働きやすくなり、結果喉の負担が軽減されるため楽に歌うことが出来るようになります。
音程が良くなる
喉の無駄な力が抜けることによって、正しい音程を出すために必要なコントロールが可能になります。
高音が出やすくなる
高音を出すのは難易度が高く、いくつもの要素を連動させないとなかなかスムーズにいかないが、姿勢を良くすることは第一条件であり、高音を出すために必要な力や適切な声のコントロールが可能になります。
姿勢を良くすると美容や健康にも良い!
日常生活でも姿勢を良くすることによって得られるメリットは沢山あるんです!
呼吸が深くなるため、血流が良くなる。
呼吸が深くなると酸素の量が増え、血流が良くなります。すると体の老廃物が流れやすくなり、疲れにくくなります。
また、自律神経も整いやすくなるので、メンタル的にも落ち着き穏やかに過ごせるようになるんです。
体幹が鍛えられるので引き締まる。
正しい姿勢を保とうとすると、背筋や腹筋などの体幹が鍛えられます。
このことによって代謝が良くなり、体も引き締まります。
顔つきもシュッとするので、小顔効果もあるんですよ。
肩こりや腰痛が解消される。
顎が前に出ず、体幹で体を支えられるので肩こりや腰痛などに悩まされることがなくなります。
僕の生徒さんでもIT系の仕事をされている方は、肩こりなどに悩まされていることが多いです。職業柄パソコンを見る機会が多い方は、特に意識してみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたの姿勢に対する意識は変わりましたか?
この記事を読んでいる時にも、気づいたら姿勢が崩れていないように気をつけましょうね(^ ^)
歌の上達を考えた時に、まずは声の出し方に目が向きがちですが、それ以前にしっかりと姿勢を整えることがとても大事なんです。
「良い歌を歌うためには良い姿勢から」を合言葉に、
ぜひ普段からあなたの姿勢を意識してみてください。